2023/05/19(金) 19:30 0 8
宇都宮競輪の「開設74周年記念 宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦(GIII)」が19日に2日目を開催した。3日目のS級準決勝を走る神山拓弥に話を聞いた。
▶出走表はこちら
レースは新山響平に神山拓弥-中川貴徳が続いた地元番組。正攻法の新山が1周半突っ張ってそのままライン決着。神山は後ろの中川に迫られながらも何とか2着を死守した。
突っ張った新山はもちろん強いが、このレースで前を取ったのは神山。S取り合戦を制したし、隠れファインプレーとも言える。
「雨で重たかったし、新山ばかりに任せるわけにはね。新山の気持ちもあったしSだけは頑張ろうって」
武雄記念の二次予選は新山マークも直線で伸びを欠いて3着。今回は2着を確保し、絶大な人気に応えて見せた。
「この重たいバンクの中でも新山はずっとかかっていた。あいつだけ軽そうでしたよ(笑)。最後もキツくてまたハコ3かって思ったら、何とか2着に続けた。あの時よりも強くなっているね。実際、ダービーの3日目くらいから感触は良くなっているので」
勝負の準決勝は眞杉匠をマーク。相性も抜群なだけに決勝進出へ期待が懸かる。(アオケイ・石濱記者)