55歳の大ベテランは不屈の闘志を全面に押し出してまだまだ気力は衰え知らず。前回の武雄初日には遅まきながら今年初の1着を手にした。
「まだまだ頑張りたい。来期はA級ですし、今期はS級点を取りたいので必死です」とどん欲に1着を目指している。

　今回は同期の神山雄一郎が参戦している。神山の900勝達成にシリーズの注目が集まる中、本人も沸き立つ思いがあるという。

「同期だけど戦ってきたクラスが違うし、900勝は本当にすごい。できるなら目の前で見たいものです。その時は一緒に走りたくないけど(笑)。自分も力をもらって来年56歳のときにS級に戻りたい」といい刺激になっている。

　なお、今シリーズの記念用に配布された練習ウエアにはローマ字で神山の名前とサインが刻まれており、紫原は喜んで身にまとった。(netkeirin特派員)