2023/05/10(水) 17:00 0 1
前回の武雄は、あまりにも長い直線に先行選手が根をあげるようなバンク特性にも順応し、連日、力強い走りを見せた。
特に準決勝は値打ちがあり打鐘から長い距離を踏み切り3着に逃げ粘った。しかし最終日の特選は当日欠場。「準決勝を走った後、夜になったら右膝の半月板を痛めてしまって。当日はもうきつくてしょうがなかった。走りたかったですけどお客さんの迷惑にもなるし欠場しました」と勇気ある撤退となった。
ここまで日にちが空かないが「もう大丈夫」とのこと。今は2場所前の宇都宮最終日から使っているサドルがいい感じとのことで、レースにも生きている。
「ぶっつけ本番で使ってみたらいい感じでした。武雄もそのおかげか流れたし軽かった。セライタリアってメーカーのものでサドルの真ん中に穴が開いているやつです」
このサドルは昨年、競輪用に認可されたもの。1月に北津留翼が使用しており、その際には「前立腺がすっぽりハマってフィットする。体になじむ感じがするんです」との評価をしていた。浅見も「いいですね。座りがいいというか軽い感じがある」とうなずく。
さて、初日特選は小玉拓真と小林則之との3分戦。ほぼほぼ逃げイチと言ってよく、けれんみの無い積極戦で見せ場を作ってくれそうだ。(netkeirin特派員)