2023/05/05(金) 17:00 0 33
このレースは町田太我と松浦悠士の広島コンビが集めたが、渡邉一成が気迫の先行で広島コンビを封じ込め、和田圭との北ワンツーが決まった。
初手で前受けを選択した渡邉は「最初に町田君が来たら絶対突っ張ろうと思っていました。町田君が一番後ろになったし赤板前では腹をくくっていました。みんながけん制する形になって展開が向きましたね」。
町田の巻き返しは合わせ切ったが、今度は2角から松浦が自力で攻めてきた。
「正直、この時点で脚は売り切れていたし、圭には(自分で)行ってくれって思った」と振り返る。しかし後ろの和田は懸命に渡邉をサポートしていた。
「圭が仕事をしてくれたのが見えて、そのあとガシャって(落車の)音がした。それで急に復活しました。あと、走る前に慎太郎さんに『最後まで諦めるな』って言われたのを急に思い出して4角からは必死に頑張りました。(町田と)先行争いをするつもりだったし、その気持ちがあったからですかね」
売り出し中の町田を経験豊富な実力者が倒す激熱レースだった。(netkeirin特派員)