2025/07/01(火) 12:40 0 2
6月30日から開幕中の川崎競輪ナイター「神奈川新聞社杯 スピチャン杯(FI)」。10RのS級準決勝に山口拳矢と村上博幸が登場する。
前走のGIで思うような結果を残せず状態が不安視されながら迎えた今開催だったが、初日特選では打鐘から一気のカマシでそのまま番手の纐纈洸翔とワンツーを決める圧巻のレースを披露しデキの良さをアピールした。
そんな山口だが準決勝は番手に特選組の村上博幸、3番手に神田紘輔と近畿の頼もしい2人を背負って臨む。後半戦こそGIの舞台で躍動するためにもここで躓くわけにはいかない。
しかし関東勢もそう簡単に白旗は掲げられない。ラインの先頭を務める松崎広太は先行主体で戦う選手でなおかつ今回後ろには同県の吉澤純平、芦澤大輔を背負って気合十分だろう。吉澤、芦沢がその頑張りに応えられるかどうかが打倒・山口の大きなポイントとなるだろう。
元S班のプライドか、関東の団結力か、激しいバトルになることは間違いないだろう。
★山口拳矢、村上博幸は川崎競輪10R・S級準決勝に登場!(発走19:58)
▶出走表を見る
▶プロ予想を見る
また6RではL級ガールズ予選2が行われる。
初日のガールズ戦は6Rで2車、7Rで4車が落車する大ハプニングで2日目にしてまさかのレースカットとなった。そのため今回の予選2のメンバーは失格さえなければ全員が決勝に進出することが出来る。
実績的に優勝候補に挙げられるのは小林優香、竹野百香、飯田風音の3人だろう。
小林は3月の3連続優勝の時期と比較すると4月5月はやや物足りない成績に終わってしまったが、6月に入り武雄競輪で優勝、前走のパールカップ初日では新星・仲澤春香を撃破するなど状態は上向きつつある。経験値では竹野、飯田を圧倒的に上回る、完全優勝へ向けてまずここで若手2人をしっかりと叩いておきたい。
竹野はデビュー2年目にして前走のパールカップで優出を果たすなど勢いは十分。初日は飯田に敗れ2着に終わったが、アクシデントの影響で飯田に展開絶好となってしまったことを考えると十分に度外視できる内容だ。今日も強力な自力脚を活かしたレースで飯田にリベンジを果たす。
その飯田は普段は捲りに構えることが多いが、初日は打鐘で早くも前を叩きに行く仕掛けで竹野と激しいモガキ合いとなった。しかしそんな中でも竹野の番手の位置が空いたことを見逃すことなくすかさずスイッチ。冷静なジャッジが功を奏し直線で竹野を捉えて1着をゲットした。今日もリベンジに燃える竹野を返り討ちにすることが出来るか。
★川崎競輪6R・L級ガールズ予選2は18:06発走
▶出走表を見る
▶プロ予想を見る