9連勝でチャレンジ戦を卒業し先月から1・2班戦で戦っている加藤。昇級1発目の函館では連勝で勝ち上がり決勝も1着ゴールだったが押し上げによる失格で悔しい開催に。

　やや厳しい判定だったと思うが「体が自然と反応してしまいました…」と本人は反省気味も上のクラスでもしっかり通用する事を証明した。

　その後の小倉開催でも完全V。

　しかも3日間バックを取っての優勝と内容も100点満点の走りだったが「決勝は5人ラインで自分以外全員90点以上の選手で緊張しました。反省点もあったけど優勝できたのは素直に嬉しかったです」と笑顔を見せた。

　今シリーズも2日間主導権取りに拘り、3日目こそ3着に沈んだが爆風の中、突っ張って地元長井妙樹の1着に貢献。決勝は加藤に4車ラインが完成しやる気は倍増。

「しっかりラインから優勝者を出せるように」と力強く意気込んだ。(アオケイ・松野記者)