2023/04/25(火) 16:45 0 7
武雄競輪場の「大楠賞争奪戦(GIII)」は25日に最終日を開催。11R特秀を制した山田英明に話を聞いた。
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3日目の準決を敗退し惜しくも敗者戦回りとなった山田。最終日は同県の後輩、金ヶ江勇気がセットされると、その金ヶ江が早めに飛びだしブンブンと駆けた。山田はもちろん車間を空けてガードを試みたが、別線の反撃もありギリギリまで待つと番手から抜け出た。
「タテばかりに踏んでも先はない。援護をできるところまでは援護がしたかった。金ヶ江もピッチが上がっていたしタレ気味だったので踏みました」
準決が悔やまれるが、それでもシリーズ3勝を挙げて最終日を締めた。
「悔しい思いは沢山あるけど焦っても仕方が無いし、この先また狙っていきます」と緊張の地元大会を終えてサバサバしたもの。
「時間的にも練習で追い込むのはもうムリでしょうね。今の力をキープして100の力を100出すだけ。今から120になることはもう無いですから。あとは運ですね、コロコロ転がっていたらパクっとものにしたい」
大事な開催が立て続けとなるが、気持ちを切らす事なく平塚へ乗り込む。 (netkeirin特派員)