2023/04/22(土) 18:00 0 1
同じ中部地区の北野武史とはそれぞれ単騎で走った柴崎淳。初手は同期でもあり「一番強くて勢いがある」大川ラインの3番手にいたが、大川が突っ張られたのを見て最後方まで車を下げた。
「緩んだら思い切って仕掛けようと思っていた。見つからないように後ろで隠れてました。多分、見えなかったと思いますよ。(追い風の)HSが凄く軽いので、BSをしのげれば、と思ってた。必死だったのでよくわからなかったけど、なかなか車輪の音がしなかったので、思ったよりも千切ってたんだなと。最近の単騎戦は難しいけど、うまく決まって良かった」
G競走の勝ち上がりでの1着は昨年5月の函館記念以来。しかも単騎戦での逃げ切り。手応えがないはずがない。
「自力戦の時は、ほぼほぼ逃げてますね。逃げ切れているので状態は多分いい。でも脚を使ってからの捲りだとか、捲りの上を捲るとか、そういう展開も試したい。僕のイメージは捲りだと思うし、本来の捲りの切れ味を出したい。それにしても武雄はイメージがいい。去年もここで悪い流れを止められた。二次予選も頑張りたいですね」
昨年は2、2着で準決勝まで進んだ。今年も武雄記念で復調のきっかけをつかむ。(netkeirin特派員)