4月16日、小田原競輪場で行われた北条早雲杯争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、捲った郡司浩平(32歳・神奈川=99期)が1着、捲り追い込んだ新田祐大(37歳・福島=90期)が2着、新田をマークした和田圭(37歳・宮城=92期)が3着に入った。3連単は①-③-⑨で2,540円という配当だった。

　レースは後ろ攻めとなった深谷知広(33歳・静岡=96期)が残り2周半でスピード良く前を叩き、南関東ライン4車で出切って主導権。新田は5番手の一本棒で最終周回に入る。バックでは新田らが仕掛けて前に迫るが、郡司が番手発進して先頭で直線へ。新田の猛追は及ばず、郡司が押し切って19年以来となる通算4度目の当地GIII優勝を飾った。