2023/04/03(月) 22:30 0 23
四日市競輪場のナイター競輪「BNR大阪・関西万博協賛(GIII)」は4日、最終日を迎える。12レースのS級決勝を走る地元の浅井康太に話を聞いた。(町田洋一)
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今の競輪は“個”の力より地区対抗戦。絶対的な人材不足の中部で、タイトルを獲るのは至難の業。若手機動型の勢いは犬伏湧也、太田海也などがいる中四国ラインだし、近畿もワッキーの後釜が育っていない。
浅井康太は「名古屋の共同通信社杯で嘉永君と連係する機会はあった。熊本の瓜生君が仲立ちしてくれたけど、中部の後輩の手前、示しがつかなくなるから、単騎、単騎で走った。だけど、それから彼と話す機会が増えた。今回も嘉永君の方から付いて下さいと言ってくれた。他地区の後輩だし、こんなに光栄な事はないよ。一緒に走れば彼の長所・短所も分かるし、アドバイスも出来る。もちろん、敵になる時は、マイナスに働くけど、そんな小さな事は考えていないよ」。
ツーショットの写真をリクエストすると「イケメンだから、モザイクを掛けておいて。俺でなく、嘉永君の方に(大笑い)」とジョークも飛び出した。
近畿との友好条約は結んでいたが、今回の嘉永泰斗との連係で九州まで伸びた。番組マンの配慮で今後は、中四国勢との連係があるかもしれない。これが成功すれば、タイトル戦線の最前列に浮上する。