ーー沖縄支部に移籍組が増えてきましたね。

仲松:現役選手だと川添(輝彦)さん・爲田(学)さん・原(清孝)さん・三木(健治)さん・米原(大輔)君もそうだし、最近だと加藤舞ちゃんが秋田から来て、福島から関根彰人。この前、岡山から工藤文彦も来たから一気に増えましたね。新人もデビューするから今は沖縄籍が18人になったのかな。

ーー仲松選手が支部の代表で面倒を見ているんですよね。

仲松:一応ですよ。みんなからなめられているリーダー(笑)。みんな言う事を聞かないメンバーばかりだから(笑)。自由行動です。沖縄っぽいでしょ。でも僕の上に南九州支部の長で四元(慎也)さんがいる。四元さんが今は九州の地区長としても頑張ってくれているから僕にそんなに負担はないですよ。

ーー移籍はしていないですけど、佐藤慎太郎選手もいるし活気が出てきましたか。

仲松:慎太郎さんは客人扱いですからね。バンクに来てくれるとちょっとみんなピリつくっていうか練習に集中する。良い刺激を貰っていますね。それと沖縄には色んな所から合宿に来てくれる。この前も深谷(知広)が来ていて。アマチュアのメンバーとかもスタンディングでどこに力を入れるかってアドバイスを貰っていました。あのクラスの選手から直接アドバイスを貰える環境ってなかなかないですよ。ありがたい。それを横で聞きながら僕も勉強になっている(笑)。

　観光地として人気の沖縄は、選手にとっても居心地の良い場所。暑いイメージがあるが沖縄の選手に聞くと、夏場でも海風があり本土よりもカラッと乾いた風が吹くので日陰だと涼しく、日中も35度を超える日は少ないそう。活気づく沖縄勢の活躍に期待する。(アオケイ・梅田記者)