2023/04/02(日) 23:15 0 7
四日市競輪場のナイター競輪「BNR大阪・関西万博協賛(GIII)」は3日、3日目を迎える。11レースのS級準決勝を走る皿屋豊に話を聞いた。
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レースが終わり年下だが同期の吉田昌司から、いじられていた皿屋豊。
「お金、お金と目がくらみ、目からチャリン、チャリンと音がしていましたよ」と言われ、皿屋豊は苦笑い。
「後輩からもいじられるし、みんな僕のことを天然と言う。最近、言われすぎて、自分でも天然キャラだと思うようになってきた(笑)」。
ザ・公務員だし、良い人の代表例と何度も書いてきた。浅井康太からは「皿屋さんと一緒に勝ち上がらないと意味がないし、発進はやめて下さい。僕の中ではグリーン車だと思っていますから」。
年下だが格上の浅井康太に対しても、敬語に近い言葉遣いで、はしはしに気を遣っている姿が印象に残る。
「四日間の内で、どこかでポカをやるのが自分の欠点。ここは浅井君と、ワンツーを決めないと」
外づらが良くても腹黒い人間を、この年になると何人も見てきたが、皿屋豊は裏表のない、みんなが思っている通りの人間性だ。(町田洋一)