初日は自在型の駒井大輔との2分戦。後ろ攻めから一旦は突っ張られるもすかさずダッシュよくカマして番手の内村竜也とワンツーを決め断然人気に応えた。

「直前のローラーの感じもよくてそれが競走でも出せた。自分は地脚タイプなので本当は2周半行きたかったけど、前を取られてしまったので…。それでも今日の走りは自分でもよかったと思います」と納得の表情。

　準決勝は米倉剛志、瀬口匠との3分戦。

「自分のところに同期がいないのは驚き(笑)。それでも決勝ではやり合う事になるので相手はそこまで気にせず自分の走りをするだけです」と気合を入れる。

　構えない走りは好感が持てるし、近況の準決成績も安定している。ラインの厚みを活かす走りで連独占を目論む。(アオケイ・松野記者)