「鐘くらいで中嶋宣成君が落車したのが分かって、篠原龍馬さんとのスプリント勝負みたいな感じになるなぁと思った。ただ、そこで色気を出して仕掛けを渋らず、自分の保つところだったので駆けていきました」。その動きは練習での裏付けがあってこそできることだ。

「今年になって町田太我君や竹内翼君らの若手と充実の練習ができている。彼らと一緒に7車に対応した練習をしていて、その成果が出始めてきているのかも。段々と良い感じになってきています」と自信ありげな感じだった。

　増田をよく知る吉本哲郎は「指定練習で一緒にもがくんですけど、増田君には連日抜かれている」と増田のデキを称えていた。(アオケイ・真島記者)