前検日に「3場所連続で準決に行けてない。前走の伊東(オッズパーク杯)の初日は、今回も一緒の栗田雅也君とだったが、オレのところにドカッと降りられて終了。流れが悪いよ」と泣きも入っていたが、初日は目標にした浦野慈生が松本一成の番手にはまり込み、バック3番手の形から抜け出した。

「やったね。準決も恵まれたいな」と自転車を整備する市川の服装は上下赤。そして自転車も赤。「ラッキーカラーかどうかは知らないけれど、赤が好きなのは確か。ラッキーカラーがどうかなんで調べるのは(真逆の結果だったら)怖いから知らないままでいい」。ちなみに愛車は欲しいグレードに赤がなく、仕方なく別の色に乗っているらしい。(アオケイ・伊藤博記者)