2023/03/15(水) 16:45 0 4
九州地区は若手が盛ん。S級、A級、チャレンジどのステージにも活きの良い若手がいる印象で、数年後が非常に楽しみ。大分119期の高橋綜一郎もその一人。
デビューから先行で着実にレベルアップ。今はまだ競走得点82点、A級2班の位置づけだが、逃げで売っているだけに将来化ける可能性は大いにある。
「期は向こうの方が上だけど、阿部将大とは小中高が一緒で同級生なんです。刺激は貰いすぎているくらいですよ(笑)。今、先行でやっているのも(阿部を)意識しているから。まだまだ全然及ばないですけどね」と同級生ライバルの存在が高橋の中では大きい様子。
「去年怪我をして今年の地元戦で復帰したけど全然。初日も展開は悪くなかったのに脚がなくて勝ち上がれなかった」と話すが、着実に強くなっているのは確かで負け戦とは言え二日目も逃げ切りを決めている。
「すこしずつだけど良くなっている感じは自分でもある。とにかく今は出し切るレースを心掛けている。コツコツ頑張って行きたい」とめげずに先行を貫く。
いつかは大分同級生ラインを実現させて「美しい連係」を決めてほしい。(アオケイ・石濱記者)