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【大宮競輪・モーニング】吉竹雄城が競るようになった理由

2023/03/13(月) 17:00 0 5

大宮競輪場の「e-SHINBUN賞(FII)」は14日、初日を迎える。4Rのチャレンジ予選に出場する吉竹雄城に話を聞いた。(アオケイ・石濱記者)
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「練習も気合を入れてやっています」と話す吉竹雄城

 ちょっと前までは自在選手として走っていた吉竹だが最近はシフトチェンジ。目標がいないレースはジカ競りに行って「戦う選手」になっている。

「キッカケは去年の8月に流行りの病気になってからですかね。復帰して自在でやっていたけど、捲りが一車も出なくて(苦笑)。このままじゃ本当に終わっちゃうなって思って勝負するようになりました」とスタイルチェンジの理由を話す。

「それにチャレンジは2分戦で突っ張られてばかり。これじゃあ面白くないなって。自在にやっていた時は作戦を立てて『イン粘り』と思っていてもレースになると弱い部分が出て逃げている自分がいた。3番手が空いているから3番手に入ったり、番手を攻めきれなかったり。本当に何回も後悔しました。それもあってジカでやることにしましたね。ジカで競りに行けば自然と逃げられないので」

 しかし競りには行くものの最初は苦戦ばかり。競り勝てないで悔しい日々が続いたと言う。

「今期一発目の京王閣を走ったときにお客さんのヤジが凄かった。結構色々なこと言われたけど、嬉しかったんですよね。まだ注目してもらえているんだなって思った。2日目に初めて競り勝って1着を取ったとき、レース後は声援をもらった。昔は先行で目立とうって思っていたけど、これからはこのスタイルでやっていこうと思いました」

 結果こそ出ていないが走る度に上達しているのは確かで、前回の前橋も不利な外競りの中良い動きをしていた。

「前回が33の外競りで今回は500バンク。少しはやりやすくなると思う。先輩から『外で競ることができたら大丈夫』と言われているし、頑張るしかない。練習も気合を入れてやっています」

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