「新しいフレームはずっとかかっている感じで良いですね。最近は出切るのにも余裕があります。単純に脚力がアップしたんだと思う。前までは夕方こっそり練習していたけど、今は117期の石原颯・119期の上野雅彦・移籍してきた113期の渋谷海と一緒に練習している。あいつらみんな強いから。石原なんて練習で75km/hくらい出しますからね。そのお陰で僕もトップスピードが上がってきた。競走得点も久々に85点まで復活しました」。

　好調を裏付ける練習が出来ている玉村には自信が備わっていた。元々、陸上競技出身で1500ｍ走を得意としていた。トータルタイムで言うと陸上競技の中では一番競輪に近い種目、肌感覚が近いのだろう。

　若手メンバーの成長と共に玉村の成績にも注目だ。(アオケイ・梅田記者)