2023/02/25(土) 20:00 0 10
高知競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は25日、3日目を開催した。準決勝12レース1着で最終日の決勝に進出した古性優作に話を聞いた。
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なにやら波乱ムードが漂っていた準決勝だったが、12レースは脇本雄太がロングスパートで別線を圧倒。最後は古性優作が差して中近ラインが上位を独占した。レース後の古性は脇本を称える言葉を並べた。
「眞杉(匠)君も清水(裕友)君も、あそこでは脇本さんが来ないと思っていただろうし、GIの準決勝であぁいう一気に行くレースが出来る脇本さんの凄さ、強さ。後ろで付いてて凄かった。長い距離を行ってくれたので、誰かが来たらなんとしても止めようと思っていた」
もちろん別線の反撃はなく、仕事をする必要がなかった古性が鋭く追い込んだ。スタールビー賞に続いて今節2勝目を飾り大会連覇に王手。
「本当に脇本さんに助けられている。決勝には最低限、乗りたいと思っていたから良かった。頼もしい味方がいるしチャンスはあると思う。頑張りたいですね」
決勝は前が脇本、後ろが三谷竜生。グランプリ制覇の実績がある3人で超強力なラインを形成した。まずは脇本追走に集中して、最後は渾身のV差しを決める。(netkeirin特派員)