2023/02/25(土) 19:00 0 11
高知競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は25日、3日目を開催した。最終日12R決勝に進出した成田和也に話を聞いた。
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GI2Vを誇る実力者、成田和也が二次予選、準決勝と連勝を飾り決勝へ勝ち上がった。
「昔との違い? スピードもそうですし全体的なレべルが上がっている」と話すが、昨年はGIで4度決勝に乗るなど進化を続けるスピード競輪に難なく対応しており、往年のキレ味が戻っている。
準決勝11Rは新山響平と連係を外した守澤太志を追って直線を突き抜けた。
「余裕? 無いですよ。でもその中でもいい状態で動けている」とここも問題なしを強調した。また、奇しくも準決25日は44回目の誕生日。普段は控えめな男が、盛大に記念日を彩った。
決勝は北日本の3番手に。
「新田(祐大)とは福島同士だけど守澤に任せているし、それは(いい)。(脚の状態は)チャンスがあれば戦える感じはあります」と前向きなコメント。
連日、新田祐大の仕掛けが早く、直線の長い500走路とあれば3番手といえどもチャンスは十分にある。内、外のコースを見極め、怒涛の勢いで突き抜けるシーンもありそうだ。(netkeirin特派員)