2023/02/24(金) 20:15 0 14
高知競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は24日、2日目を開催した。7レースの二次予選に出場した清水裕友に話を聞いた。
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3年前の覇者で、久々にS級1班としてGIに出走している清水裕友。二次予選7レースは吉田有希との3番手併走から豪快に捲り、追走の小倉竜二を引き離して白星。順当に準決勝まで勝ち進んだ。岩本俊介が2車で上昇した際に吉田との外併走を選択した場面に話が及ぶと
「あのまま(岩本を)叩いて吉田君を待っても、村上(博幸)さんたちも続いてきて4車になる。それなら、外併走からの方が簡単かなと思った。BSをめがけて出られたら、ラインで決まるかなと思った」
言葉どおりに一気に仕掛け、ラインで上位独占を決めた。
「一瞬、合わされたかなと思ったけど、出切ってからはペースで踏めた。初日もしっかり動けたし、体調面は問題ない」
共同インタビューの質問者から“何点くらいの走りでしたか?”と質問が飛ぶと、「どうですかね、逆に何点でしたか?」と逆質問。そして「難しいですね。数字は中学生でやめましたから。中学であきらめました」と話して笑いを誘った。
「脚は軽いけど、もう少し自転車との一体感が欲しいかな」
準決勝12Rでは脇本雄太、眞杉匠との3分戦。相手に不足なし。巻き返し元年、最初のGIでなんとしても決勝進出は外せないところだ。(netkeirin特派員)