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【全日本選抜競輪予想】どの地区が優勢!? 伝説の場立ち・木村安記の2023年初のGI地区別展望 /競輪予想・ウマい車券

2023/02/23(木) 10:00 0 17

高知競輪場で23日に初日を迎えた、「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」。 伝説の場立ち木村安記が地区別で注目選手や予想のポイントを紹介。 ぜひ競輪予想に役立ててみては?
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 23日から4日間、「第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」が高知競輪場にて開催されます。
 高知競輪場はお皿のような500バンクで直線は52mと短い走路。コーナーが長めでカントも浅く先手ラインは確実に有利に運べますが、冬場のバック向かい風の影響には注意が必要になります。

■地区別 注目選手展望

SS4人在籍で盤石の北日本

新田祐大(撮影:島尻譲)

 昨年、グランドスラムを達成した完全に甦った新田祐大。落車寸前のブロックに遭いながら最後方まで下がり捲り返すミラクルショットを魅せた記憶に新しい「春日賞争覇戦(GIII)」準決勝。
 新山響平は昨年の競輪祭で悲願のGI初V。別線に警戒されるケースも増えてくるが、自身の自力を信頼して北日本の先頭でラインを牽引する。
 安定感No.1でタイトル奪取を目指す守澤太志、「限界、気のせいだよ」のキャッチフレーズでまだまだこれからの佐藤慎太郎、多少位置が悪くても突っ込み侮れず成田和也。若手で期待の高橋晋也は東北の前で格上を引っ張るレースで魅せる。

機動型充実の関東

平原康多(撮影:島尻譲)

 総大将のSS平原康多は前走「春日賞争覇戦(GIII)」の落車の影響はなく、勢いある若手を足場に優勝を目指す。
 もちろん頼りになる自力型にも勝てるチャンスはあり、自力は関東一の眞杉匠、必ずSS復帰を誓う吉田拓矢、豪快な逃げ脚で吉田有希、シャープなまくりに番手もこなせる坂井洋、ヤンググランプリ優勝で次への高みを目指すイキっぷり抜群の菊池岳仁
 援軍は諸橋愛武藤龍生の新旧関東の門番が睨みきかす。

別線に脅威をあたえる 深谷と郡司のツープラトン!

郡司浩平(撮影:島尻譲)

 1月の「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は郡司浩平を目標に優勝を飾った深谷知広ならば、先日の「たちあおい賞争奪戦(GIII)」は南関ラインの力がフル稼働で深谷の番手まくりに乗り郡司が制したが、このふたりが連携ならば絶対王者脇本を倒せるはず!どちらが前をまわるのかに注目は集まる。
 ナショナルチームを退き競輪一本にシフトチェンジをした松井宏佑のラインに貢献できる信頼感増した先行力。新しい力、北井佑季の別線を苦戦に追いやりミナギル超ド根性の主導権は必見。ベテラン勢からは若手と闘える岩本俊介の自力、円熟味増した和田健太郎の差し脚は警戒。

人材不足が悩ましい中部

浅井康太(撮影:島尻譲)

 正直、GI制覇が遠のいてる感がある浅井康多は自力で上位と互角の勝負は厳しい現状。
 期待できるとすればどこまでやれるか橋本優己谷口遼平の自力勝負。

キング脇本に翳(かげ)りあり

脇本雄太(撮影:島尻譲)

 年末のKEIRINグランプリ制覇から年明け「和歌山グランプリ(GIII)、「ちぎり賞争奪戦(GIII)」を無敵のまま連勝街道を走りを続けた脇本雄太だが、「春日賞争覇戦(GIII)」は腰痛爆発で2日目から欠場。直していればもちろん一番の優勝候補になる。
 万全でなければ番手をまわれる古性優作はこの上ない絶対的な優勢になる。直前、三谷竜生は地元奈良記念(春日賞争覇戦)で優勝を飾り復活の狼煙をあげての参戦。まくり迫るラインは抹殺するだけの南修二稲川翔はヨコはもちろん近況はタテも冴える。

松浦に不安も頭角あらわすふたりの大砲

松浦悠士(撮影:島尻譲)

 年明け「和歌山グランプリ(GIII)」を当日欠場してから松浦悠士が迫力がなくイマイチ。トップクラスとの力勝負になると難しく苦戦必至になり、目標あればの上位陣と好勝負。盟友・清水裕友は先日の「たちあおい賞争奪戦(GIII)」の準決勝では郡司に踏み勝ち、決勝戦は優勝は逃すも動きに動いてのレースは高評価。
 松浦、清水にとって必要不可欠になるのが瀬戸内の大砲・町田太我、スピードスター・犬伏湧也の先行力になる。

これからの若手とベテランが融合

瓜生崇智(撮影:島尻譲)

 昨年、惜しくもKEIRINグランプリ出場がならなかった山田庸平。自在戦だけではなく時に気合いよく攻める先行でも勝負できるのは、戦法の幅が広がり他地区には脅威になる。捲り中心に巧みなヨコの動きで相手を翻弄する嘉永泰斗は意外性もあり、トップクラス撃破の穴推奨。
 次世代の九州を背負っていくはずのマーク屋は瓜生崇智。まだ荒削りだが一閃のまくりは軽視禁物の松岡辰泰。元々タテ脚はありヨコの技も身につけ格が上がってきている中本匠栄。じゅうぶん勝負になるベテラン勢は目標しだいでは大きく狙える荒井崇博。直線ツン抜ける脚はまだ健在の園田匠井上昌己は前走はともに優勝でリズム良く参戦になる。

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