2023/02/06(月) 16:45 0 1
デビュー初戦を完全優勝した日高だが、2戦目で誘導員早期追い抜きで長欠を余儀なくされた。少々躓いてはしまったが、復帰後9連勝でA級1、2班へ昇班を決めた。
「直前は違反訓練に行っていました。S級の選手ともがき合ったので、いい刺激をもらいました。あとはどんな練習をしているのか聞いたりしました。そのあとはバンクに入って師匠と一緒に練習をしたり、明日(初日)一緒の柴田竜史さんにバイクで引っ張ってもらいました」と中15日は充実した様子であった。
まだ実戦経験は少ないが、不安はないと話す日高。昇班初戦について聞いてみると「1、2班を走っている同期のレースを見て、どんな走りをしたら勝てるのか見てきました」と気合十分。
気合の入る日高の番手を回るのは同県の柴田竜史。日高について聞いてみると「自分がバイク誘導で入っているときに、『追加が入りました』って日高から話があったんです。練習やバイクで引っ張っていてもS級の自力選手くらいの力はあると思う」と話してくれた。
「しばらくは先行のスタイルで戦っていくと思うし、そのスタイルでどこまで通用するか。S級に上がったら先行させて貰えないこともあるだろうしね。自分もやってきたけど、壁にぶつかってからが大事。そこからどうしていくかだと思う。明日(初日)は自分の出来ることを精一杯やります」と自身の経験も踏まえながら、ルーキーの今後にも期待しているように感じた。
西武園バンクは捲りの効きづらい先行有利なバンク。相手は力を付けている原大智が率いる東北3車に単騎を選んだ近畿両者。
日高-柴田は2車となったが、ポテンシャルの高さを存分に発揮して静岡ワンツーを決められるか注目したい。(アオケイ・宮本記者)