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【春日賞争覇戦】東龍之介「もっと早い速度で前進していきたい」

2023/02/05(日) 18:15 0 5

奈良競輪「開設72周年記念・春日賞争覇戦(GIII)」は、5日、最終日が終了した。10R特別優秀を走った東龍之介に話を聞いた。
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「色々な課題がみつかったし、これを機に考えていきたい」と語る東龍之介

 前で受けた松井宏佑が別線の動きに対応して車を下げたが、打鐘前から間髪入れずにカマした。松井マークの東は一旦、離れてしまったが、猛然と追い上げて付け直すと、小松崎大地の飛び付きを回避し松井に食い下がった。東はピンチをしのぎホッと一息ついた。

「間を置く事なく一気に駆けてくれた。あのタイミングで来られたら別線もきついだろうけど、自分にとってもきつくなった(苦笑)。ずっと追いかけている感じでした」

 今シリーズは二次予選、準決、そして今回と松井と3回連係した。初日は北井佑季をマークしており4日間、同県の後輩を目標に得た。

「いい番組を組んでもらえたおかげで、自分の現状の脚を知る事ができました。色々な課題がみつかったし、これを機に考えていきたい」と充実した開催となった。

 神奈川は郡司浩平を頂点に松井や北井などS級上位でも勝負ができる機動型が揃ってきた。追込選手として勝負している東にとっては彼らの番手を守る事が、この先を戦っていくうえでの生命線となる。

「チャンスはチャンスなのは間違いないです。でもまだ全然、行きつけていない部分がある。今、練習は積み重ねている最中だけど、もっと早い速度で前進をしていきたい」と自力選手の活躍に刺激をもらい、更なるステップアップを目指している。(netkeirin特派員)

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