今節はS班が5人参戦。脇本雄太、古性優作、平原康多、新田祐大、佐藤慎太郎といるが、3人が欠場になる異常事態。平原康多も二次予選で落車負傷。そこで平原康多の練習仲間の柿沼信也に状況を聞いてみた。

「まず、怪我は打撲と擦過傷みたい。バックで踏まれた様で、脇腹を痛そうにしていた。だけど1日入院して、今日、元気に車で帰っていきました。また、練習で鍛えてもらいます」

　これは不幸中の幸いで、高知の全日本選抜には間に合うだろう。脇本雄太も極度の腰痛だし、松浦悠士もスタートダッシュに失敗。北日本が息を吹き返し、南関も郡司浩平と深谷知広の逆並びが機能した。今のGIは、個々の力よりラインの総合力。現時点でまだ、どこの地区に勢いがあるか分からない状況だ。(町田洋一)