2023/02/02(木) 20:00 0 11
一見すると痛快な逃げ切り勝ちのように見えたが、マークしていた柏野智典に言わせると「切ったところをすぐ行くと思ったが見ていたり、踏み出しのところで中団に入ろうとしていた」と取鳥が躊躇する具合をズバリと見抜いた。
本人も「バックで苦しかった。カカっていない感じもあったし、スピードに乗せきれていなかった」と戸惑いを感じていたようだ。
それでも相手は佐々木眞也や吉堂将規、上杉嘉槻ら、八谷誠賢以外は期が下の面々ばかりとあって、一日の長としては負けられなかった。
「この先もこういう番組が増えてくるんでしょうね。周りの同期も強いしみんな頑張っているから自分もやらないと。特に新山(響平)さんや(吉田)拓矢が強いでしょ。この間、鈴木竜士さんと『取り残されちゃったね』って話をしていて。でも僕は雑草なんで。雑草は雑草なりに頑張ろうと思うんです」と下からの突き上げを跳ね返し、強い同期へ追い付け、追い越せをテーマにこの先も邁進していく。(netkeirin特派員)