競輪養成所の合格者に山崎芳仁のジュニアの名前があった。高校の大会で大活躍しており、やはり競輪界のサラブレッドだ。比佐宝太は師匠が山崎芳仁であり、弟弟子になる。
「まだ高校生だから一緒に練習をやる時間は少ないけど、3日前に2人で街道練習に行った。30kmぐらいの距離だけど、とにかく強い。千メートルのタイムも出るし、ハロンのタイムも抜群。師匠と同じ地脚なのか、それとも逆でスプリンターなのか分からない。両方、兼ね備えている感じです」
最近、競輪界に飛び込んでくる選手は親族関係が多い。ある意味、歴史や背景を感じて、楽しみで嬉しい事だけど、違う世界の若者にも競輪選手に魅力を感じて欲しい。(町田洋一)