2023/01/31(火) 16:00 0 1
前橋競輪場のミッドナイト競輪「CTC杯(FII)」は2月1日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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前期のS級で6勝している伊藤成紀が格上の存在だ。ツボに嵌まった時の捲り脚は強烈でS級の穴屋だった。A級に落ちて警戒される立場になり、逆に難しいがスピードは抜けている。ジャンからならカマシも応用して人気に応えたい。
昭和のマーカーの山崎充央は弟子も多く、東京の名伯楽になりつつある。ヨコの技術には長けており、S級でも存在感のあるマーク選手だった。関東ラインで先行職人の矢野昌彦の番手を回る。これに地元の矢島一弥もラインに加わり、ストレート車券も可能。
北日本は太田将成に同県の三浦翔大がマーク策。三浦翔大も機動力はあるが後輩に任せるのが自然。先行の神様の坂木田雄介には野村純宏が連係する南関ライン。坂木田雄介は48歳になっても若手の壁として立ちはだかっている。
チャレンジは新人の比佐宝太が優勝に一番近い。師匠は、あの山崎芳仁で日々、一緒にトレーニングをやっている。いつか、S級の大舞台で連係するのが夢だ。比佐宝太マークは福島同士の小酒大司。比佐宝太とライバル関係にある同期の永井哉多も負けじと走る。昨年は良くなかったが、2世レーサーとして競輪魂は持っている。練習中の落車が影響しS級からチャレンジまで降格した志佐明も、このクラスでは格上だ。