2023/01/30(月) 20:00 0 4
初日は弟子である根田空史がカマし、番手の中村が寸チョン。見事400勝を達成した。
「根田君に感謝。まずは付いていくことに専念と思っていた。しがみついて何が何でも離れないようにという気持ちですよね。番組も弟子の根田君の番手を用意してもらったし、それで達成出来たのは本当に嬉しいですね」と笑顔を見せてくれた。
昨年は2回の失格でS級2班に格付け。今期初戦も事故入からの途中欠場とすんなりとはいかなかった。中村本人も『ズルズルと引きずって(400勝を)達成出来ないんじゃないか…』という気持ちもあったそうだ。
前検日に聞いた時は「出来たらいいんだけどね。(新聞を見て)あれ? 根田君が355勝じゃない!? PIST6も入れたら先に抜かされちゃうんじゃない?」と謙遜をしていた。
ただ、節目の勝利を弟子の根田の後ろで達成出来たのは喜びもひとしおだろう。中村は根田のことを「ああやって力で魅せられる選手はなかなかいない。弟子でよかったよ」と絶賛。
支部長業務や数多くの弟子やアマチュアとの練習と多忙の中ではあるが、中村も言っていたが、『400勝は通過点』。
今開催は『鈴木誠杯』ということもあり、更に気合が入っている。
「この前の『吉井秀仁杯』では武井(大介)君、野口(裕史)君が決勝ワンツー。大先輩の冠でもあるし、2人に続けるように頑張りたい」と意気込んでいた。
準決勝(12R)は初日特選を制した深谷知広の番手。この勢いに乗って優出を決めたい。(アオケイ・宮本記者)