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【ちぎり賞争奪戦】松浦悠士「いろいろ変えてマシになった」

2023/01/27(金) 19:30 0 18

26日から豊橋競輪場で「開場73周年記念ちぎり賞争奪戦(GIII)」が行われている。2日目の11レースで2着に入った松浦悠士に話を聞いた。
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一度傾いた悪い流れをたった1日で好転させた松浦悠士

 最後の直線は岩津裕介に楽〜に差されて2着だし、いい時と比べたらまだまだだが、本人的には初日よりだいぶマシになったみたいで、レースを振り返りながらいろいろ話してくれた。

「今日に関しては叩き合いを誘って捲るより、笠松(将太)君を駆けさせて3番手からの方がいいと思ったので、ジャンのところはあえて隙を作って(橋本優己が)入りたくなるように持っていきました。そこの部分はよかったですね」

 見ていたこっちは踏み遅れたのかと思ったが、あれはしたたかに計算された動き。さすがに二次予選クラスでは脚も技術も全然違った。

「初日のレースがあまりにも悪かったので、終わってから岩津さんや大川(龍二)さんにセッティングを見てもらったんです。セッティングの他にもタイヤ、車輪、アップ方法とか全部変えて、それが良い方向に出てくれました。ただこれで万全かと言われたらそうじゃないので、準決もしっかり作戦を練って走りたい」

 この1走で完全復活という言葉を使うのはまだ早いが、一度傾いた悪い流れをたった1日で好転させたのは超一流の証。

 準決メンバーが出てからも「ここなら自力でいいかな」と「自在」まで付けなかったし、クレバーな立ち回りからスコーンと捲っているだろう。(アオケイ・長谷川記者)

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