2023/01/12(木) 16:45 0 8
17年ぶりにS級2班に陥落した佐藤友和。タイトルホルダーだが、それ以上に存在感があり"ビッグマウス"が代名詞だった。大物S級選手は歳を取ると丸くなるが、友和にもそんな印象がある。あの時代の北日本については何度も書いてきたが、山崎芳仁と佐藤友和が、全盛時の中部みたいな"たらい回し作戦"をやっていたら、二人のタイトル数は倍増していたかもしれない。その波及効果で菊地圭尚あたりもGI覇者になっていたはず。
佐藤友和は「相変わらず山崎さんの捲りは凄い。自力の時は抜いているけど、ここ何年も、あの捲りは差していない。イメージ的にも、山崎さんの前は7、8年回っていないかな。本当は、ざきさんはヨコも強い。だけどあのスピードがあるし、その必要性がない。どっちつかずになるのも嫌なんでしょうね」。
準決のメンバーについての話になり「多分、守澤君は深谷君か眞杉君だと思う。そうなると、俺が新田君かな。どうあれ、今の北日本は勢いがあるし、俺も乗り遅れないように頑張って行きたい」。(町田洋一)