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【PIST6】早坂秀悟と菅田和宏の共通点とは?

2023/01/08(日) 09:15 0 3

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で7日から「PIST6 ChampionShip2022-23」フォースクォーター・ラウンド6が開催されている。2日目の準決勝A(4R)に出走予定の菅田和宏と準決勝C(6R)に出走予定の早坂秀悟に話を聞いた。

「生意気言って先輩を怒らせてましたからね(笑)」と話す早坂秀悟(左)と菅田和宏

 2人が一緒に走った一次予選E(5R)のレースを終えると検車場に戻った早坂が開口一番「和宏さんが迫ってきていたから、競技をやっていた時の感覚が蘇ってきた」と興奮気味に話していた。

 なんと早坂と菅田は同じ時期にナショナルチームに加入。先輩・後輩の間柄ではあるが、ナショナルに入る前に一緒に「チャレンジ・ザ・オリンピック」に参加したり、一緒に合宿へ行ったりとよく一緒に行動をしていたそうだ。

「よく生意気を言って先輩を怒らせてました(笑)」とひと言言い残し立ち去った早坂。

 菅田に話を聞いてみると「結構長い間一緒にいましたからね。走り方もよく知っているし、昔からあんな感じだからどこにいてもすぐ見つかる。ムードメーカー的存在ですね」と笑いながら話した。

「印象に残っていること? 初めてのオーストラリア遠征の時に早坂が車の窓で『痛い痛い。静かにするから』って言いながら腕を挟まれていたのは笑いましたね」

「当時監督の坂本勉さんが運転をしていたんですけど、ずーっとしゃべり倒している早坂に怒ってわざとやられたと思ったみたい。勉さんはわざとじゃなくて、自分の所を閉めたかっただけだったんですよ。あれは笑いましたね」とのエピソード。

 その事を早坂に伝えると「あれかー(笑)。あの時は初めての遠征ではしゃいじゃったんですよね。『勉さん静かにするから許して』って言ったけどずっと腕を挟まれたまま。勉さんがボタンを間違えただけだったけど、あの時は焦りましたね」と苦笑いを浮かべながらも当時について話してくれた。

 早坂は3度目の優出、菅田は初参加で初優出を目指す。

 元ナショナルチーム所属と言えば今節は中川誠一郎(5Rの準決勝Bに出走予定)がいる。世界を相手に戦ってきた3人が優出なるか。激戦の準決勝に期待が集まる。(アオケイ・宮本記者)


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