2022/12/31(土) 17:00 0 4
先に競輪場に到着していた中村美千隆は「バック数は俺の方があるけど、脚は泰教の方があるからね。ちょっとアイツが来るまで、並びのコメントは保留」とひと言。
その徳丸がやや遅れて競輪場に到着し、メンバーを見せると、
「あ〜、やっぱり美千隆さんと一緒だった。怖れていた事態が発生してしまった。斡旋の段階から近畿の自力型がいないから一緒になるんじゃないかと思っていたんですけど、本当に一緒だった」とやや肩を落としながら苦笑い。
「ちょっと美千隆さんと話し合って並びの前後を決めてきます」と足早に去っていった。
荷物整理や受付などを済ませ、中村と話し合ってきた徳丸が記者陣の前に現れると、その表情は泣き出しそうな感じ。
「任されてしまいました。美千隆さんとの前後は後ろも回ったことがあるんですが、1年くらい前には自分が前でやっているんですよ。その時は2分戦だったので突っ張り先行。それで美千隆さんとワンツーを決めたんですが、1周半くらいモガいたのでフラフラでした。あの時のつらさを思い出してしまって…」と今にも泣き出しそうな表情で教えてくれた。
ただ「そうは言っても美千隆さんは練習でもお世話になっているので、やらないといけない」と気持ちを切り替えていた。さあ、新年一発目の競走でどんな走りを見せてくれるのか注目だ。(アオケイ・渡辺記者)