2022/12/31(土) 10:45 0 2
玉野ミッドナイト競輪「チャリロト杯(FII)」は1月1日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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121期の新鋭レーサー・真鍋智寛が優勝に一番近い。チャレンジから特別昇班して、玉野ミッド、高松ミッドと6連勝した。S級特進を賭けた富山でもピンピンで決勝進出。ただ、決勝4着に破れて、S級戦士の仲間入りは出来なかった。その気落ちのせいか、この2場所は少し精彩を欠いている。高いレベルの話だが、久留米ミッドは決勝4着、前回の小松島は準優勝だった。バンクとの相性は、今節参加のメンバーからもパワーは一枚も二枚も抜けている。
番手は地元の坂本修一。今回は追加の斡旋だが、前期S級の実力者で競走得点は104点でA級に落ちてきた。直前の小松島FIの準決では1着を取っており、仕上がりに問題ない。元々、自在選手だし、真鍋智寛を差し切る展開も十分だ。
特選シードの自力型は福島の鈴木涼介と栃木の上川直紀。両者共に当地は初出場だが、ケレン味のない先行を持ち味にしている。鈴木涼介はS級で負け癖が付いてしまったが、A級なら一変しそう。
番手は同じくS級下がりの山崎将幸。関東の追い込み選手が手薄で上川直紀には神奈川の山田幸司と三住博昭が連係しそう。
予選では特選常連の柴田竜史や高木竜司、佐々木吉徳が人気になりそう。他に地元は高橋清太郎がいて、予選突破を目論む。
同時にガールズケイリンの開催も行われる。競輪祭出場組の太田美穂がV筆頭。当地は得意で、12場所前の開催で完全優勝している。先行だけでなく、器用さがあるのも魅力だ。
12場所でバック数が25本ある下条未悠も乗れており、前場所の小倉ミッドで完全優勝。手強い同型は太田美穂ぐらいだし、予選はピンピンで勝ち上がりそう。
アイドルレーサーの南円佳はレース巧者で、自在に立ち回る。