2022/12/30(金) 16:56 0 61
12月30日、平塚競輪場で行われたKEIRINグランプリ(GP・最終日)のグランプリは、捲った脇本雄太(33歳・福井=94期)が1着、脇本をマークした古性優作(31歳・大阪=100期)が2着、最終バックで古性にスイッチした郡司浩平(32歳・神奈川=99期)が3着に入った。3連単は⑨-①-②で4,760円という配当だった。
レースは新山響平(29歳・青森=107期)を先頭とする北日本4車ラインが前受けとなるが、松浦悠士(32歳・広島=98期)がこれに注文を付け番手に上昇。新山マークの新田祐大(36歳・福島=90期)は3番手に下げて周回していく。残り2周に入って誘導が下りると新田が番手を奪い返し、松浦が3番手となるが、そんな前団の争いを尻目に8番手で車間を切っていた脇本が打鐘周回3コーナーから早めに仕掛けて前に襲い掛かる。異次元のスピードで別線をねじ伏せ、最終バックで先頭に躍り出ると、よく追走してきた古性も振り切って優勝。KEIRINグランプリ初制覇を果たした。
脇本はこの勝利により、史上初めて年間の獲得賞金が3億円を突破した。