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【立川競輪】デビューからわずか1年半の濱野咲がラストラン「今は悔しい気持ちでいっぱい」

2022/12/30(金) 13:30 2 63

立川競輪場で28日から行われている「スポーツニッポン杯(FII)」。最終日5Rガールズ一般にラストランとなった濱野咲(20歳・東京=120期)が出走した。

前列左から3番目がラストランとなった濱野咲。レース後に先輩選手や同期から花束が贈られた

 発走機に付く前から「咲ちゃん、頑張れ〜」とファンの温かい声援が飛ぶ中、スタートした濱野は好枠を活かし2番手に付ける積極的なレースを展開。残り1周で先頭の加藤恵を追って見せ場を作ったが、6着に終わった。

 レース後、濱野は 「率直にいうと今は悔しい気持ちでいっぱいです。でも、ちょっと前から(代謝することは)わかっていたので"やりきった"という気持ちが大きいです。今年の7月くらいから(石井)寛子さんに練習をみてもらって、鬼のような練習を積んできたのですが、精一杯やるだけやってのことなので悔いはないです。今後については本当にまだ何も考えてないです、ごめんなさい(笑)」

 初日と最終日の(車番が)隣同士だった本多優は、「いつもスタートは緊張しちゃうけど、この立川開催は(濱野が隣で)とても安心して走れました。まだ一緒に走りたかったけど…」と寂しそうな表情を見せた。ゴール板すぎたあとに、走りきった濱野の肩をポンポンとたたえようとした本多だったが、肩をソフトにツンツンするだけにとどまったため、「チキっちゃいました」と、笑顔で濱野を送り出していた。

仲の良い本多優(左)とだがポーズが微妙に嚙み合わなかった

 なお、濱野の他に、120期の堀井美咲(28歳・広島)と堀田萌那(22歳・北海道)がラストラン。3期約1年半の短い現役生活となった。

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