2022/12/18(日) 22:30 0 5
中嶋宣成の番手にはまったが、久米をマークしていた池田憲昭がはぐれてしまい、後ろには松坂英司がハマった。それでもタイミングを待つことなく自分のタイミングで仕掛けた。
そのまま1着かに思われたが、池田憲昭が追い上げて久米に付け直すとそのまま直線を抜けだして1着をゲットし、久米は2着だった。
「最近はいつも2着を取って飛ぶ。だからファンの人とかから『初日の久米は2着付けでいい』とか言われているんです(笑)」と自虐的だったが、結果をみれば池田とワンツー、3着には福島栄一が入ったのだから結果オーライだ。
初日は雪が舞う寒風の中、さっそうと駆けた。思った以上の重馬場に選手たちが苦労をするなか、「あまり感じなかった」という。
「自分はそっちの方がいい。寒いは寒いけど気にならない。変に軽いよりみんな嫌がる条件の方がいい。もっとコンディションが落ちてくれって感じです」
地脚タイプの特徴か、ダッシュ選手にとって厳しい重たい走路を何の苦労なく駆け巡る。
準決勝10Rは山本直-戸田洋平の岡山コンビに任された。他派には強烈な陣容が揃うが、唯一のライン3車の利を生かして機敏に風を切る。(netkeirin特派員)