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【競輪ルーキーシリーズ】34歳オールドルーキー近藤武寿 養成所最下位から巻き返す!

2021/05/08(土) 07:00 0 2

 今年3月に競輪養成所を卒業した119回生、120回生のデビュー戦「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」は全4戦のうち、静岡シリーズはすでに終了。8日から名古屋、21日から大宮、6月4日から和歌山競輪場で同期同士のフレッシュなレースが開催される。

 netkeirin編集部は静岡シリーズ取材のため、事前に選手をピックアップしたが、中でも気になる選手が1人いた。近藤武寿(静岡)ーーJKAから事前にいただいた資料には「卒業時の競走成績」という欄があり、70位と書かれていた。70位…失礼ながら最下位である。年齢は34歳、自転車歴は養成所入所期間の9カ月のみ。他の選手と比べて少し変わった経歴を持つ近藤選手は、どんな選手なのだろうか?

編集部が持っていた近藤選手の写真

 取材エリアの検車場で、写真を片手に近藤選手を探したが、それらしい選手が見つからず焦る編集部。短髪で精悍な顔つきが近藤選手の特徴だ。何か手がかりを…と探していたところ、登録府県・静岡県の「Shizuoka」のウェアを着ている選手を発見した。

お目当ての近藤選手を発見!髪が伸びて爽やかな好青年だった

 おそるおそる「失礼ですが、近藤選手でしょうか?」と声をかけると、「はい、近藤です」との回答が。良かった〜。早速、競輪選手へのきっかけを尋ねると「パーソナルトレーナーだった32歳の時に、知人から紹介された競輪ブログがきっかけです。ブログを読み、自分はサポートする側ではなくプレイヤーになりたいと思ったんです。元々プロスポーツ選手になるのが夢でしたのでこの道しかないと思い、競輪養成所の受験を決意しました」。

 静岡・静清工時代から始めたハンドボールは大学進学後も継続し、12年の競技生活を送るなど運動神経に自信はあったが、自転車歴は無く、養成所では苦労も多かった。「卒業成績は70位と最下位ですが、ここから巻き返しますよ! 自力で勝負して車券に絡めるようになるのが目標です」とレース前日に決意表明してくれた。

 レースは初日は7着、2日目は4着、3日目は6着と車券には絡めなかったが、積極的な姿勢がうかがえた。初日のレース後に話を聞くと「実力上位の選手との対戦だったので、早めにまくったりしてみたけれど仕方ないです。練習がまだまだ足りてません。差を感じました」と振り返り、また、今後の課題については「レースでの走り方ですね。ラインを組んだ時の走り方をこれからどんどん学んでいって、7月からの本格デビューまでにしっかりと準備したいと思います」とポジティブに分析してくれた。

 次走は21日から大宮競輪場で開催されるルーキーシリーズ。異色のオールドルーキーの成り上がりに期待したい。

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