2022/12/18(日) 09:15 0 6
代謝対象のボーダー上にいる山崎明寛が大きすぎる予選突破を決めた。前を任せた櫻井利之が叩かれてしまう苦しい展開となったが、4番手に切り替えると強烈なまくり追い込みで2着まで食い込んだ。
「雨の影響もあって前が見えなかったし、ゴールした瞬間、自分が何着だか全くわからなかった。確定放送も聞こえないし(苦笑)。正直、前を抜けるとは思っていなかったので2着はビックリですよ」と嬉しい誤算に表情も緩む。
とはいえ、万全の調子で地元戦での勝負駆けに臨んでおり、密かに自信はあったようだ。
「実は、調子はメチャクチャ良いんです。練習の感じもすごく良かったし。ただ、競輪は番組(笑)。準決勝もチャンスがあるといいなぁ」
準決は長谷川飛向の3番手回り。3着なら決勝進出となるだけに良い位置と言えそうだ。敗者戦ではコンスタントに1着を取るなどタテ脚は点数以上のモノがある。心技体充実の今シリーズで一気に競走得点をアップさせて、代謝回避を図る。(netkeirin特派員)