今シリーズは一次予選で敗退となった片岡迪之だが、2、3日目を逃げて連対。「ダービー出場」という目標が今の大きなモチベーションになっているようだ。

「今年の寛仁親王牌で初めてGIに出ました。(来年5月の)ダービー(選考期間は来年1月末まで)もこのペースで賞金を加算すれば(出場する)チャンスがあるみたいだし頑張りたい。でも正直言って、ここ1か月くらい調子が上がってこないんですよね。(セッティングも)毎日いじってるんですけど、良くなったり悪くなったりで…。もう少し自転車と体を合わせていきたいです」

　調子はひと息でも「悪いなりには、やることをやれている」と話すように、レースの中での判断や反応は抜群にいい。最終日も流れに沿った運行で結果を出し、さらに賞金を積み上げる。(netkeirin特派員)