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【競輪ルーキーシリーズ】内野艶和 ナショナルチーム所属の注目選手「結果を求めつつも失格しないこと」

2021/04/30(金) 17:50 0 6

5月1日から「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」が静岡競輪場を皮切りにスタートする。今年3月に競輪選手養成所を卒業した119回生(男子)、120回生(ガールズ)のお披露目の場でもあり、7月以降のチャンレンジレースに向けての注目シリーズとなる。静岡競輪で行われるルーキーシリーズ6RL級ガールズ予選1を走る内野艶和(うちのつやか)に話を聞いた。

どの選手よりも遅くまでフレームのセッティングを行っていた内野艶和。パリ五輪代表も目標にする有望株だ

 競輪選手を目指したのは高校3年生という内野艶和。高校時代に自転車競技を始め全国選抜の女子ロードレースを2連覇。2019年のジュニア世界選手権では初出場でポイントレース優勝と、アマチュア時代から華々しい活躍をみせてきた内野だったが、ナショナルチームとの兼ね合いもあって、ここまでの調整は難しかったようだ。

「卒業したあと、いったん地元の福岡に帰りましたが、すぐにナショナルチームの拠点である伊豆に移動しました。ロードレースの大会などもあって…中距離練習が中心でしたが限られた時間のなかで、競輪メニューも乗れたし、順調に来ています!」

 在所成績21人中3位とトップクラス。「地脚があってもがけるところ」が持ち味だ。デビュー戦については「落車せずルールを守ること、失格せず。そこが第一です」。結果はもちろん、規律を重んじる。

 師匠の藤田剣次からは「頑張って!」と送り出された内野。パリ五輪代表を目指すべくナショナルと競輪が今後のテーマとのことだが、目標について尋ねると「今はガールズグランプリ出場です」ときっぱり。その愛らしい表情の中に絶対的な揺るぎない自信とフェアプレーを心がけるメンタルで、ガールズケイリン界を牽引する存在になっていくだろう。(netkeirin編集部)

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