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【KEIRINグランプリ2022出場選手】心優しき鬼脚レーサー守澤太志 “善戦マン”返上の時は来た!

2022/12/15(木) 18:00 0 21

netkeirinでは、12月30日に平塚競輪場で開催されるKEIRINグランプリ2022出場選手を日替わりで特集。今回は3年連続3回目の出場となる守澤太志選手。グランプリ出場までの道のり、選手としての特徴、ファンからの応援メッセージを紹介する。(構成:netkeirin編集部)

守澤太志(撮影:島尻譲)

GIで見せた抜群の安定感、昨年の雪辱を果たしたい

 競輪界の頂点であるS級S班として2年目を迎えた今年は、落車による怪我の影響もあり、春先はGIII2次予選での敗退が続いた。さらに斡旋停止のため、6月の高松宮記念杯競輪(GI)を欠場。日本選手権競輪(GI)決勝3着の賞金でKEIRINグランプリ出走圏内に付けていたが、苦しい前半戦だった。

 復活をアピールしたのは、8月のオールスター競輪(GI)。準決勝でインから外に持ち出して松浦悠士を差し切ると、北日本ラインの3番手で臨んだ決勝は渋太く伸びて3着。そして、10月の寛仁親王牌(GI)の決勝では、最後方9番手から進出すると大外を回りながら、優勝した新田祐大と僅差の2着。その鬼脚はファンに強烈なインパクトを与えた。

 タイトルには手が届いていないが、日本選手権競輪決勝3着、オールスター競輪決勝3着、寛仁親王牌決勝2着と実力は充分。”善戦マン”的な立ち位置だが、北日本ラインの並びや展開次第では大仕事をやってのけても不思議ではない。グランプリ直前のレースで骨折し、参加だけの悔しい結果に終わった昨年の雪辱を果たすべく、初タイトル獲得に向け燃えている。

自力選手並みのタテ脚を持つマーク選手

 自転車競技で培った長い距離を踏める地脚と捌きの巧さに加え、マーク選手ながら自力選手並みのタテ脚は守澤のストロングポイント。バンクでは鬼神のようなレースを見せるが、プライベートはスイーツ好きで子煩悩、お洒落で穏やな語り口とギャップも魅力的だ。

グランプリは最後まで脚をためてた人にチャンス

 最後に、現在netkeirinで公開中の投票企画「競輪ファンが選ぶ KEIRINグランプリ2022注目選手は」に寄せられたコメントを紹介。

「数年前まで特に目立つような戦績は残せているイメージがなかったのがここ1、2年での著しい急激な進化、遅咲きながらの覚醒、確実に上位に入る抜群の安定感ぶりには驚かされたので最近要注目しています。あと何といってもやはりあの髪型(笑)、というか髪色!にも注目してます」

「縦足もあるし横の動きもできる。どこからでもつっこんでくるイメージで最近調子も上がっていて北日本4車の3番手なら優勝も有り得る」

「守澤くんは競輪を知ってからの推し! 絶対に今度のGPは守澤くん‼ 競輪祭での走りも抜群で北の強さを見せてくれました‼」

「今年はさらに飛躍を遂げた1年だったと思う。新田がグランドスラム、今まで前で引っ張ってきた新山が競輪祭優勝。ならば次は後ろで体を張ってきた守澤の番ではないかと考えてしまう」

「グランプリは最後まで脚をためてた人にチャンスが来ると思います。 新田選手、佐藤選手の調子がイマイチなので、守澤選手の突き抜けが考えられますね」

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