2021/04/29(木) 21:00 0 2
大川龍二は「ライン2車なんで単純な先行は難しい。隙を見つけて捲りか先行か、その瞬間の判断でと考えていた。中団は取れたけど、後ろのラインの事は意識せず自分のタイミングで踏むイメージでしたね。前に行くという気持ちが1着につながった。集中できていましたね。ただ、思った以上に一杯一杯でしたよ」とレースを振り返った。
さらに続けて「戦法を今のスタイルに変えてから点数も下がるし、このまま・・・と思っていた時期もあった。でも、点数が百点台を回復して今日はGIIIの予選で1着が取れた。人生わからん。好きで選んだ仕事だから頑張れるし、お客さんにも見てほしい」と殻を破った様子だ。
年齢と共に追い込みに移行しつつあった時期もあったが、一念を発起した男の熱い走りに今後も期待したい。(アオケイ・伊藤道夫記者)