鈴木涼介を目標に得た千葉勢は鈴木ー小埜正義ー藤田大輔の順で連係する事に。小埜の性格上「世話になっているから」と藤田に前を任すケースも十分考えられたが、この並びになったのは期末ならではの理由があった。

「点数を上げないといけないので…」

　失格点のある小埜はS級点確保へ点数アップが必須。期末にボーダー付近にいることの多い藤田もこれを理解しており「後ろを固めますよ」と快く了承したのだ。

「以前、期末に大ちゃん(藤田)の前で頑張った事があったんですけど、それで大ちゃんはS級点が取れた。そのこともあって今度は大ちゃんが自分を援護してくれるみたいで。この時期の戦い方を知っている大ちゃんと一緒は心強いしありがたい(笑)。練習中落車の影響もあるけど、それでもやるしかないし、なんとかこのチャンスを生かせるように頑張りたいです」

　実力者・小埜の勝負駆けの行方は…。ここから1か月の熱い走りに要注目だ。(netkeirin特派員)

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