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【前橋競輪・ミッドナイト】奥平充男「一番の思い出は市田君との連係」

2022/11/26(土) 12:45 0 9

前橋競輪場のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」は26日、2日目を迎える。1レースのA級チャレンジ一般を走る奥平充男に話を聞いた。
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36歳でデビューして、オールドルーキーだった奥平充男。大ギヤを駆使して、S級上位でも活躍していた。

 残念ながら引退ロードを歩み始めている奥平充男。当時、36歳でデビューしてオールドルーキーと呼ばれていた。全盛時は4回転以上の大ギヤの時代。カマシ、捲りはS級上位でも通用していた。

「一番の思い出? 福井市田佳寿浩君との連係だね。彼がいわき平のGIでフェンスに激突する様な大怪我をした。それから、復帰するまで、かなりの時間があったけど、復帰後、初の地元戦。本当は自分でなく、近畿の強い自力選手が欠場して、自分にお鉢が回ってきた。予選は、外を強引にどかして捲ってワンツー。普段は、そんな走りはやらないけど、あの時は気持ちが違った。準決は自分、市田君、渡辺航平君だったと思うけど、北津留翼君に行かれて、航平君が2着で市田君が3着。あのシリーズは痺れました」。

 相撲や他の公営競技は分からないが、競輪選手は期別より、年齢が上になる。
「だから今でも村上兄弟とは、お互い敬語で話す。自分が新人だったのに、逆に義弘君にも博幸君にも気を遣わせてしまったかもしれない。選手になる前は旋盤工と言うか、研磨の仕事をやっていた。腎臓の病気が成績を落とした要因だが、これが実力だったのかも。引退したら、トレーニング方法とか、自分で見つけた物があるから、それをボランティアでも良いから教えていきたい。仕事に関しては、ゆっくり考えて行く」。

 このレースは先行1車。展開有利だし1着も可能だろう。(町田洋一)

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