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【武雄競輪】再び同支部の先輩とタッグの倉田紘希

2021/04/28(水) 15:22 0 0

武雄競輪で28日に開幕した「モーニング7 オッズパーク杯(FII)」。29日の準決勝5レースに出走する倉田紘希に話を聞いた。彼の心境を詳しく探っていくことにしよう。

緊張を隠せない様子の倉田紘希

 1、2班戦デビューの今節は、なかなか気楽に走らせてもらえないみたいだ。初日は松阪同士で「お世話になりっぱなし」の岩見潤と連係。前検日から「吐いてしまいそう」と緊張感をアピールしていた。結果は…。

 倉田は幸先良く白星でチャレンジ時代からの連勝を11に伸ばしたが、岩見はというと、打鐘過ぎの2センターで倉田の後輪と接触して落車。大ケガとはならなかったが、初日を終えて帰郷となってしまった。

 倉田は「結果が結果ですからね…。さっき昼ご飯を食べたんですが、もう味が分からないくらい…。えっ、いやっ、体調が悪い意味ではなくて、緊張と申し訳なさとですよ! 」と落ち込んだ様子。

 時代が時代だけに、"味覚がない"のワードには敏感になってしまうが、全世界を恐怖に陥れているやつではなさそうでひと安心だ。倉田の方は、準決勝の番組が出てさらに安心できないようだ。「今度は廣田(敦士)さんとですか…。もう息ができないくらいです。うまく作戦を立ててもらいます」。

 廣田は四日市、倉田は松阪グループなので練習などで面識はないが、同支部の先行選手が後ろとなれば、またまたヘタなレースはできない。試練続きの20歳、さてどんな走りを見せてくれるのだろうか。(netkeirin特派員)

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