2022/11/19(土) 12:15 0 11
玉野ナイター競輪「KEIRINHOTEL 10杯(FII)」は18日、初日が終了した。1レースのチャレンジ予選を走り、これがラストランになった地元の岡崎哲昌に話を聞いた。
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心に引退の二文字を秘めて、今回の地元戦でラストランと決めていた岡崎哲昌。無念な事にアクシデントがあり、コロナ禍でもあるから補充を呼べず、レースカットになってしまった。これは今年の6月にも玉野競輪場ではあり、福井の和田信一が同じケース。
岡崎哲昌の娘さんは元・ガールズの岡崎優美さん。地元のカフェで働いているみたいだが、YouTube番組などでも活躍されている。
岡崎哲昌は「支部長、副支部長、開催指導員には話したけど、選手仲間には誰にも引退の事は伝えていなかった。最終日が終わって、話そうと思ったけど、まさか、こんな感じでラストになるとは…。だけど、悔いのない競輪人生だったし、一切、後悔はしていない。やり切りました(笑顔)」。
S級に上がったのは34歳の時で、S級在籍は1年間。30歳まで徹底先行で、その後はイン粘りを多用したそうだ。
「三宅伸さんとかに比べると、たいした選手ではなかった。A級に落ちてからも優勝は出来なかったので。ただ、B級は一期しか走っていない。3年前に首のヘルニアをやってから自分の走りが出来なくなった。それが引退を決めた要因のひとつ」
次節、施行者や選手会の発案で引退セレモニーが決まっている。
「娘がMCの話もあったけど、丁度、研修旅行があり、ハワイに行くみたいで(笑)」
その時だけ、恥ずかしそうにしていた。海が大好きで、いつも真っ黒に日焼けしている。第2の人生も決まっているが、それまで少しゆっくりするそうだ。32年間の選手生活、お疲れ様でした! (町田洋一)