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【周防国府杯争奪戦】先を見据えて戦略の幅を広げる太田竜馬

2022/11/04(金) 18:45 0 10

3日から防府競輪場で「周防国府杯争奪戦(GIII)」が開催中。3日目11Rの準決勝に出走する太田竜馬に話を聞いた。
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「このメンバーでも力勝負してやろうって決めてました」と話す太田竜馬

ーー今日は長い距離を踏みましたね。

太田:最近はけっこう意識して行ってるんすよ。先を見据えて。今までのレースやったら頭打ちだった。もっと戦法の幅を利かせななぁって。このメンバーでも力勝負してやろうって決めてました。でも、今日はキツかった〜。爆風! 追い風を感じんのですよ。どこも風浴びて無風スポットが無い。9着に沈んだと思いましたよ。でもみんなキツかったんですね(笑)。

クールダウン中の太田竜馬

ーー今節のデキは?

太田:何とかなるんちゃいますか。もうちょい修正してみます。

ーー修正って? どういうふうに?

太田:今の状態は変わらんですけど、ペース配分や踏み方で、今の最大限の力を発揮出来るようにはできる。やってみます。

ーー夏場に比べてスピードに乗らない?

太田:そうなんすよ。得意な時期は終わった(笑)。今節は勘違いするんすよ。日差しが暖かいけん身体が動く。でも風は冬みたいに重たい。

「俺が(S班)誰かとあたりますよね。何とかやっつけられるよう頑張ります!」と意気込む太田竜馬

ーー今節はS班も多く強敵揃いですね。

太田:キツいっす。清水さん・松浦さんが地元地区でメインだし、俺が(S班)誰かとあたりますよね。何とかやっつけられるよう頑張ります!

 積極策を多めにして、成績も安定してきた太田。ダッシュ力に関しては言うまでもない。前検日に小倉竜二が『太田の一歩目はヤバい』と口にしていた程。先行しレースの中で、ペース配分や末脚が強化されてくれば鬼に金棒。成長を続ける『阿波の天才』、準決勝でも積極的に駆けそうだ。(アオケイ・梅田記者)

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