2022/11/04(金) 18:30 0 5
巧者の土屋裕二は前回の名古屋で予選1着をゲット。この名古屋、実は「股の“できもの”を取る手術からの復帰戦」だったのだ。
「(握りこぶしを見せながら)患部がこんなに腫れてしまったので、かなりの脂肪の塊を切除したんです。安静にしていないと菌が入ったりするので1か月半は全く自転車に乗れませんでした」。
しかし怪我の功名で「自転車に乗れない分、今までやってこなかったことをやれた。体を絞ったり、体幹をしっかり鍛えたりと。そのおかげで前回は良い感じだったし、いろいろな事に気付くことができた。2か月半(レースを)休んだけど、選手寿命は2年延びた(笑)。のちのち『あの2か月半があってよかった』って思えるはず」と話すように、土屋にとってこの期間は大きなターニングポイントになったようだ。
初日は何度も連係している村上直久の番手回り。相手ラインは強力だが、進化を遂げた土屋ならここでも車券に絡んでくる可能性は十分だ。(netkeirin特派員)