初日の6Rに出走。中団に位置すると齋木翔多に執拗なけん制を受けフタをされてしまう。それでも下がることなく中団に固執して齋木が仕掛けた上を豪快なまくりで仕留めた。上がり11秒0で圧巻のゴール。

「あれで下げてしまっては齋木君に中団を取られてしまう。想定外の展開だったけど、落ち着いて巻き返せた。(齋木の)スピードが凄かったけど、踏み出した瞬間に車が出ました。この半年間は意図的にウエイトトレーニングをしなかったけど、寛仁親王牌が終わってからはウエイトトレーニングを再開させて、色々なトレーニングも取り入れてやっています。自転車に乗っているだけで強くなれるのならそれでいいけど、そうはいかないしいずれは頭打ちになりますから」。

　まくりのイメージはない竹内がスパッとまくった。変身を遂げた竹内の今後の走りに注目したい。(アオケイ・伊藤記者)